キイトルーダ®の術後補助療法を受けられる
患者さん・ご家族の方向け キイトルーダ®情報サイト
キイトルーダ®について
このページのトピック一覧
![](https://www.keytruda.jp/wp-content/uploads/sites/103/2021/11/ico_circle_tcm4650-639871-e1637640531473.png?w=35)
がんが免疫機能にブレーキをかける仕組み
免疫は、がん細胞に対してもはたらいています。T細胞などの免疫細胞ががん細胞を攻撃して、体内から排除しています。
近年、がん細胞は自身が増殖するために、免疫の一員であるT細胞に攻撃のブレーキをかける信号を送ることがわかってきました。つまり、がん細胞は免疫の機能にブレーキをかける仕組みを使って、T細胞の攻撃から逃れているのです。
ブレーキをかける信号は、がん細胞表面にあるPD-L1(ピーディーエルワン)というたんぱく質がT細胞表面のPD-1(ピーディーワン)というたんぱく質と結合することにより発信されます。
![がんが免疫機能にブレーキをかける仕組みのイメージ](https://www.keytruda.jp/wp-content/uploads/sites/103/2021/09/abo_img_01_tcm4650-639879.png)
![](https://www.keytruda.jp/wp-content/uploads/sites/103/2021/11/ico_circle_tcm4650-639871-e1637640531473.png?w=35)
キイトルーダ®について
キイトルーダ®は「抗PD-1(ピーディーワン)抗体」とよばれる免疫チェックポイント阻害薬で、T細胞のPD-1(ピーディーワン)に結合することにより、がん細胞からT細胞に送られているブレーキをかける信号を遮断します。その結果、T細胞が活性化され、抗がん作用が発揮されると考えられています。
![キイトルーダ®の作用のイメージ](https://www.keytruda.jp/wp-content/uploads/sites/103/2021/09/abo_img_02_tcm4650-639880.png?w=480)
![キイトルーダ.jp](https://www.keytruda.jp/wp-content/uploads/sites/103/2021/09/logo_keytruda_jp_tcm4650-639867.png?w=242)