がん種選択 > ホーム【腎細胞がん|レンビマ®併用治療】 > キイトルーダ®とレンビマ®の併用治療について


キイトルーダ®とレンビマ®の併用治療について





治療スケジュールについて


キイトルーダ®は、3週間または6週間間隔で静脈に点滴投与します(点滴時間は30分です)。3週間または6週間を1コースとして、患者さんの体の状態をみながら投与を繰り返していきます。

レンビマ®は、カプセル剤の飲み薬で、水と一緒に1回20mgを1日1回服用します。食事の影響はないことが確認されていますので、服用時間の規定はありませんが、飲み忘れ防止のため、毎日ほぼ同じ時刻に服用することを推奨しています。また、副作用の状況など、患者さんの体の状態に応じて、薬を減量・休薬することがあります。必ず、医師に指示された薬の量を服用してください。

スケジュール


キイトルーダ®電子添文、レンビマ®電子添文より




キイトルーダ®点滴中の注意点
(点滴中に起こる可能性のある副作用)


点滴中や点滴直後にアレルギーのような症状があらわれる「点滴時の過敏症反応(infusion reaction:インフュージョンリアクション)」が起こることがあります。
点滴中あるいは点滴後に下記のような症状があらわれた場合には、担当の医師または看護師、薬剤師に連絡してください。




キイトルーダ®とレンビマ®の併用治療の注意点


キイトルーダ®とレンビマ®の併用治療では、下記のような場合に注意が必要です。


治療を始める前

キイトルーダ®とレンビマ®の併用治療を始める前に、他の医療機関で治療を行っている疾患や服用している薬があれば、あらかじめ主治医に伝えておきましょう。


治療中、他の医療機関を受診する場合

治療を始めてから、他の医療機関を受診する場合には、あなたがキイトルーダ®とレンビマ®の併用治療を受けている主治医に相談しましょう。なお、相談し忘れてしまった場合でも、きちんと報告することが大切です。
また、他の医療機関を受診したら、受診先の医療スタッフにもキイトルーダ®とレンビマ®の併用治療を受けていることを知らせてください。


治療中、いつもと違う症状に気づいた場合

治療中、副作用にいち早く気づき、対処することはとても大切です。
いつもと違う症状に気づいたら、すぐに主治医にご相談ください。






治療日誌について


診察日や投与などの治療スケジュールや、患者さんがご自身で体調を把握し、治療チームに知らせるメモとしてお役立ていただくための「キイトルーダ®とレンビマ®の併用治療日誌」をご用意しています。
治療を順調に進めていくためには、患者さんと担当の医師や看護師、薬剤師をはじめとする治療チームとが信頼し合うことが大切です。そのためには、治療中の体調をチームに理解してもらうことが第一歩となります。
以下からダウンロードできますので、より良い治療のために、ぜひ、お役立てください。


  • 治療日誌のダウンロード
    (キイトルーダ®とレンビマ®の併用治療)

監修:近畿大学医学部 泌尿器科学教室 主任教授 植村 天受 先生







このサイトはMSDが運営しています
Copyright © 2024 Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA and its affiliates. All rights reserved.