がん種選択 > ホーム【胆道がん】 > 治療スケジュールと治療の注意点


治療スケジュールと治療の注意点





医療機関によって異なる場合がありますので、主治医の指示に従ってください。


投与スケジュールと点滴スケジュール


  • 投与スケジュール(例)

キイトルーダ®200mgで治療を行う場合は、1サイクル3週間として、各サイクルの1日目に投与を開始し、2週目と3週目はお休みします。
キイトルーダ®400mgで治療を行う場合は、6週間間隔でキイトルーダ®を投与します。
化学療法は1サイクル3週間として、各サイクルの1日目と8日目に投与し、3週目はお休みします。
9サイクル以降は、キイトルーダ®とゲムシタビンの投与を繰り返します。

  • 点滴スケジュール(例)

点滴の前に副作用の予防のため前投薬をします。次に、キイトルーダ®を約30分かけて静脈内へ点滴します。その後、シスプラチン、ゲムシタビン(またはゲムシタビン、シスプラチン)の順で投与します。

点滴スケジュール例のイラスト

点滴中の注意点(点滴中に起こる可能性のある副作用)


点滴中や点滴直後にアレルギーのような症状があらわれる「点滴時の過敏症反応(infusion reaction: インフュージョンリアクション)」が起こることがあります。
点滴中あるいは点滴後に下記のような症状があらわれた場合には、担当の医師または看護師、薬剤師に連絡してください。

点滴中の注意点のイラスト

キイトルーダ®と化学療法の併用治療では、下記のような場合に注意が必要です。


治療を始める前

キイトルーダ®と化学療法の併用治療を始める前に、他の医療機関で治療を行っている疾患や服用している薬があれば、あらかじめ主治医に伝えておきましょう。


治療中、他の医療機関を受診する場合

治療を始めてから、他の医療機関を受診する場合には、あなたがキイトルーダ®と化学療法の併用治療を受けている主治医に相談しましょう。なお、相談し忘れてしまった場合でも、きちんと報告することが大切です。また、他の医療機関を受診したら、受診先の医療スタッフにもキイトルーダ®と化学療法の併用治療を受けていることを知らせてください。

治療中、他の医療機関を受診する場合のイラスト

治療中、いつもと違う症状に気づいた場合

治療中、副作用にいち早く気づき、対処することはとても大切です。いつもと違う症状に気づいたら、次の受診を待たずに、すぐに主治医にご相談ください。

キイトルーダ®連絡携帯カードのイメージ

治療日誌について


診察日や投与などの治療スケジュールや、患者さんがご自身で体調を把握し、治療チームに知らせるメモとしてお役立ていただくための「キイトルーダ®と化学療法併用治療日誌」をご用意しています。
治療を順調に進めていくためには、患者さんと担当の医師や看護師、薬剤師をはじめとする治療チームとが信頼し合うことが大切です。そのためには、治療中の体調をチームに理解してもらうことが第一歩となります。
以下から、ダウンロードできますので、より良い治療のために、ぜひ、お役立てください。

治療日誌のイメージ
  • 治療日誌のダウンロード

監修:地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 神奈川県立がんセンター
消化器内科(肝胆膵)部長 上野 誠 先生





このサイトはMSDが運営しています
Copyright © 2024 Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA and its affiliates. All rights reserved.